45式::雑記
45式::雑記は、日々の事を記してないから日記ではなく雑記です。

妖逆門-ばけぎゃもん- #51(終)

コメント
0件
トラックバック
0件

妖逆門-ばけぎゃもん-の最終話「オレとみんなのばけぎゃもん」を見ました。

4年後の夏、三四郎は日本一周の旅に出た。目的地の無い旅だが、最初の目的地だけは決まっていた。そこへいく途中、ロンドンをはじめアキ、ミック、サヤカ、シュウと再会する。全員が目指していたのは同じ場所、ぎゃもんの木だった。そこには工事機械が木を倒す準備をしていた。三四郎たちはこの事を知り今日ここに来たのだった。あの妖逆門の最後の日、サヨナラも交わせずに消えたきみどりに、サヨナラを言うために来たのだ。きみどりにそれぞれ別れの言葉を告げた後、木は倒された。きみどりとの別れを悲しむ中、三四郎があるものに気づく。それはぎゃもんの根から伸びた小さな芽だった。芽を見つけた三四郎は挨拶を間違えた事に気づき「またな」と言い直した。夕暮れの駅、旅を続ける三四郎はここで皆と別れる事になった。別れ際、電車の中から仲間たちは撃盤をかざした。それに三四郎も応えるように撃盤をかざした。一人になった三四郎は、旅に戻った。
そして逆日本にはねいどの、妖逆門を始める声が響いていた。


三四郎たちの妖逆門から4年後というエピローグ。

連絡したわけでもないのに再会するぷれい屋たち。4年経ってるのに全然変わってないのがちょっぴり残念で悲しく、逆に変わってなかったのが嬉しかった。
ただ、変化があったのは清(さやか)と修の関係。以前は清が修(しゅう)を追いかけるように見えたが、今は逆になっている。修がふられた、というより初めから恋愛感情がなかったような感じだ(哀れ、修

きみどりとの再会を楽しみにしていただけに、伐採の準備をしているだけで泣きそうだった。そういえば、この時三四郎たちに声をかけてきた老人が正人のような気がした。実際には違うと思う。老人は子供の頃木(妖逆門)の下で遊んだと言っていたが、正人には無理なはず。でも妖逆門で優勝して体が元気になれば可能なような。でもでも、正人の回想から察するに地元の人間ではないような感じだった。

きみどりとの別れと再会は、漫画と同じだったから少し抵抗がついてたけどそれでも目がうるうるした。

そして、最後の駅での別れ。最後には全員が別れるのに、ここでの別れ、皆が電車に乗車し、三四郎だけが駅に残る構図が何とも寂しい。だけど、別れ際の撃盤をかざすシーンは、仲間同士のめに見える証しが残っていて嬉しかった。


全体を通して、凄く面白かった。
たぶん、げぇむを数値化しなかった事がよかったのだと思う。
三四郎「焔斬の○○でロンドンにダイレクトアタック!!」

それに話自体が妖逆門というゲームの中で収まっていたのが良かった。このタイプの作品で、話が広がってゲームという舞台から外に広がっていく事があるが、この作品はあくまでゲームの中で収まっていた。また、相対する鬼仮面と三四郎も、魔王と勇者ではなく、ルールの違反者と順守者といった構図が良かったのだと思う。
(正確には違うけどルールを破ろうとする者と守ろうとする者という事で)

コメント[0]

コメントはまだありません。

コメント投稿フォーム

コメントを投稿するにはJavaScirptが必要です。ブラウザのJavaScriptを有効にしてください。

コメント投稿フォーム

トラックバック[0]

トラックバックはまだありません。

カテゴリ
アーカイブ
ヘルプ
Feed

フィードとは