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XXXHOLiC◆継 #03 朋分 ハンブン

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XXXHOLiC◆継の第3話「朋分 ハンブン」を見ました。

大人しく印象の薄い座敷童が登場する数少ないエピソード。

烏天狗の扇によって飛ばされた四月一日わたぬきと烏天狗が着いたのは廃墟だった。

館から漂う邪気に動けなくなった烏天狗をそのままに、四月一日わたぬきは結界を管狐に破って貰い中へ入っていった。

四月一日わたぬきは屋内に充満する邪気で意識を失いかけるが、落ちたガラス片を使って意識を保ちつつ館の最深部へ進む。そこで蜘蛛の糸に絡め取られてた座敷童を見つけた。助けようとする四月一日わたぬきの前に現れたのは女郎蜘蛛だった。

女郎蜘蛛は、座敷童がここに来た理由とここに来てからの経緯を語る。座敷童は四月一日わたぬきの眼を取り戻しに来たのだった。座敷童にとって此処はいるだけでその身を汚す場所であったが、その身を省みず

それを聞いた四月一日わたぬきは座敷童を助けるため女郎蜘蛛にその身を差し出す。そんな四月一日わたぬきに女郎蜘蛛は……。

悪役という立ち位置ながらも憎みきれない女郎蜘蛛。それは目立った悪意ある行動が無いからあろう。四月一日わたぬきの目を座敷童に渡さなかったり座敷童を拘束したり、と意地悪ではあるが座敷童も四月一日わたぬきも殺されなかった。それに、女郎蜘蛛の言葉は的を得ていた。モノの価値が何によって決まるのか。その一つは女郎蜘蛛の言うように、持ち主に大切にされている、かだ。

タチコマが登場した時は爆笑。そういうお遊びはない作品と思っていた。

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