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ペルソナ~トリニティ・ソウル~ #21 残刻

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PERSONA-trinity soul-ペルソナ~トリニティ・ソウル~の第21話「残刻」を見ました。

洵は稀人マレビトに連れ去られ、楢崎刑事は無気力症に。

稀人マレビト達の元には洵と共に、叶鳴かなるの姿があった。この場に来るまでの記憶がない叶鳴かなるに、自分の足で来たと橘花沙季は言う。

洵が連れ去られた事を真田は承知していた。それは真田の案に洵自らの申し出が重なり、準備されていた最後の手段だった。

慎は、柊社長から両親と小松原が関与していた研究についての過去を知る。

稀人マレビト達は洵のペルソナを装置で出現させようとするが、出現はしなかった。その間に椎葉のペルソナが暴走し、壮太郎と沙季も限界の兆しが見え始める。そんな時、壮太郎は沙季に自分だけが知っていた九條の真実を見せるためある部屋に連れて行く。そこにはアヤネの姿をした複合ペルソナの器が何体も横たわっていた。壮太郎は九條が最終的に稀人マレビトから複合ペルソナを移すつもりだったと、祐史は既に犠牲になった語った。

稀人マレビトの壮太郎が他の面々と九條に対する態度が違ったのは、九條の真の顔と自分達に迫るものを知っていたからだった。知ってから思い返すと、壮太郎の今までの言動が少し違って見えてくる。

橘花沙季の言葉から叶鳴かなるに秘められた謎は予想以上に重く大きい事のようだ。特に「設定」という言葉からイメージされる人工的な意味合いは叶鳴かなるの存在を根底から覆す気がする。ここまで来ると以前話に出た、街に影抜きを流行らせたモーリーが叶鳴かなるである可能性も出てくる。

慎から抜け落ちた10年前の記憶。ただ単に覚えてない、という事では済まされない重要な出来事だったのか。それは両親の死や、結祈ゆきの死、洵の怪我と関係しているのだろうか。それとも記憶がないという事自体が重要なのか。

九條がアヤネのクローンを作っているのは、洵を奪ったアヤネが九條の前に姿を表していない証拠だ。

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